2008年07月23日

僕はきっと何かを獲得する

僕の親父には伝説がある

親父は僕にたくさん嘘をついていたから
眉唾ものの伝説もあるのだけど

親父伝説の中でこれはおおかた事実だろうな というのがある

そのひとつが


親父が沖縄のアマチュアゴルフで沖縄一だったという伝説


沖縄一というのは間違いなく嘘だと思う

でもそこそこうまかったのは事実だろう

僕がまだ幼稚園のころ
おばあちゃんの家に行くとたくさんトロフィーがあった

子供ごころにあれは何だろう と思ったものだが
最近になってあれは親父のゴルフ関連のトロフィーだったと
おじさんから聞いた


でも親父はそれについてあまり多く語らなかった


「お金になるかと思ったけどならなかったからやめた」

らしい


「ゴルフ場で朝から晩まで通いつめだった」

とも言った


そして僕の同級生のお父さんが少しだけゴルフが有名だったので
それを親父に伝えたとき

「○○さん? あれはお父さんに一度もかなわなかった人だ」

と憤慨されたことがある


あれだけ僕に嘘をついてきた親父なのに
どうしてゴルフの伝説は信じられるのか というと

僕が いま 新しい職場でたくさんへまをして
プライドを木っ端微塵に切り裂かれたからだ



ゴルフをはじめたとき
親父はめちゃくちゃ不器用なスイングをしただろう・・・・

そしてたくさんの人に笑われただろう

それがくやしくて朝から晩までゴルフ場に通いつめても
それでもたいして上達しなかったはずだ

たぶん親父は寝食を忘れてゴルフにのめりこんだはずだ

たぶん ある時点からもうお金の問題じゃなくなったと思う

たぶん親父は変人扱いされたはずだ

たぶん血眼になって着るものも変えずにラウンドしただろう


そして気がついたら少しばかりうまくなっていただろう
その町では一番ゴルフがうまいくらいの有名に
まあその地区でそこそこうまいくらいに
沖縄県内でたまにトップ10に入るくらいに


僕は親父の息子だからわかる
というよりわかったのだ・・・・いまの仕事を続けて
親父のプライドとか悲しみみたいなものが


僕はこの仕事がこんなにできないなんて思わなかった

いま僕の手元にはお金はまったくなくて
むしろ弟と彼女に借金しているわけだが

今の僕にとってそんな問題じゃなくなってきた



今日から二日間また出勤停止だ

オーナーにしたたか注意された
僕はオーナーの警告の意味がよくわかった
そしてその警告は僕の生活と密着していることに気がついた

僕はいままでラジオのよっしーを大切にし
チームばさらを大切にし
そしてこのブログを読んでいる人の目を大切にし

そこそこに遊んできたけれど


それはとてもくだらないことだと知った


おい山田義仁くん そろそろまじめに行こうぜ


ラジオがあるから今日はこの程度で
ライブ前だからこの程度にしておこう
一日で5200円の日当かしら


くだらない

本当にくだらい考えだった


甘かった


僕はなんにたいしても甘かった


ラジオも小手先で遊んでいるだけだった
チームばさらでもおままごとをしているだけだったことに気がついた

僕は この仕事を来月以降も続けられるかどうかわからない

でもこの仕事と出会って本当によかったと思う

働く ということ

お金を得る ということ

生きる ということ

誰かを養う ということ

それの本当の意味がわかった



そんなこと 誰も教えてくれなかった

自分でしか獲得できないものだとわかった


あさってから出勤停止があけたら
僕は真剣にこの仕事と向き合おうと思う

寝食忘れてパンを売ろうと思う
パンは自分の生活になるということに感謝しよう

ラジオの構成も歌のレッスンだって
本当に愛していればどこでもできるものだ
血眼になってレッスンできるものだ


それでも オーナーにお前には向いてない 
といわれても大丈夫だ


僕はきっと何かを獲得する


この仕事と出会って本当によかった

失敗の連続だ

でもよかった

僕はこの仕事を愛している


こんな仕事に出会えて僕は幸せだと思う

















































Posted by 山田ばさらよっしー at 19:37