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2018年07月18日
シージャダンスプロジェクト「空に溶けゆく言葉のかけら」
○イベントのお知らせ
7月21日(土)・7月22日(日)
シージャ音楽隊として出演させていただきます!
お待ちいたしております。
シージャダンスプロジェクト
「空に溶けゆく言葉のかけら」
〜沖縄戦をダンスで伝えるプロジェクトin那覇・コザ~
○7月21日(土)沖縄市民小劇場あしびなー
14:00 公開ワークショップ15:00 開演(13:45開場)
○7月22日(日)那覇ひやみかちマチグヮー館
15:00開演(14:45開場)
予約:shiijyadance@gmail.com/09074687867(野中・両日予約可)
Posted by 山田ばさら at
19:27
2018年07月11日
いなふくじいちゃんのこと
「稲福じいちゃん」という伝説の人物がいます。
昨日は手話のメンバーから、その稲福じいちゃんの話を聞かせてもらいました。
稲福じいちゃんは昭和ひとけた生まれ
職業はシェーク(大工さん)、若いときに奥さんを亡くし、シングルファーザーとして四人の子供を育てました。
そこまでの話はよくメンバーから聞かされていたのですが、
昨日びっくりしたのはじいちゃんが手話をはじめた年齢です。
手話、ピアノ、バイク、すべて六十歳を過ぎてからはじめたそうです!
息子さんが手話サークルに参加したことがきっかけで、
じいちゃんもはじめたのだそう。
これはあくまで想像ではありますが、
昭和ひとけた生まれだった稲福じいちゃんは、きっと戦争をど真ん中で体験されたでしょうし、
奥さんも若くで亡くされて、子供を男手一人で四人育て上げるのに必死だったのではないでしょうか?
六十を過ぎようやく余裕もうまれ、自分の「遊ぶ」時間ができた時に、覚えたのがバイクだったり、手話だったり、ピアノだったんじゃないかと思います。
僕が稲福じいちゃんと出会ったのは、ここの勤務に就いて一年目。
じいちゃんは手話サークルのある毎週末、この建物にやって来ました。
いつもスクーターでやって来て、それからロビーで少しピアノを弾きました。
じいちゃんのピアノは決して達者ではないけれど、とても優しく鳴りました。
弾き終えると、いつも僕をちらりと見て、えへへと笑って、2階へ上がり手話サークルへと向かいます。
手話サークルを終えると、帰りしなに手話で
「じゃ、また来週ね」と言って、スクーターにまたがって帰って行きました。
じいちゃんはとても小柄で華奢な人でした。
あまり口数の多い人ではありません。
当たり前だけど、僕が出会った頃のじいちゃんはもう立派なよぼよぼのじいちゃんでした。
昨日はそんなじいちゃんのエピソードを色々聞かせてもらい、
僕はとてもほっこりしたし、泣きたくもなったし、前向きにもなれました。
「じいちゃんが手話やピアノをはじめたのは60からよ!うちらも負けてらんないじゃない!」
なんてみんなに言われて、本当にそうだよなーって思いました。
じいちゃんが弾いていたこのビアノをいま僕が弾いていて、
そして挫折しかけた手話をまたはじめているのって、
もしかしたら偶然ではないのかもしれません。
先日から、なぜか急にまた鳴るようになった
と話題になっていたピアノですが、
このピアノが急に鳴るようになったのは、もしかしたらじいちゃんの仕業かも。
人との出会い、縁っていうのは不思議です。
稲福じいちゃんは、世間では決して有名な人ではないし、強烈なオーラを放つような人でもなかったけれども、僕たちにとても強い印象を残しています。
人の魂ってこうして受け継がれて行くものだということを、僕は昨日うまれてはじめて感じ、信じることができました。
じいちゃん、
昨日はじいちゃんのこと色々聞いたよー
手話続けるね、
じいちゃんの弾いてたピアノ僕も時々弾いてるよ。
いまも時々来てじいちゃんが弾いてるのなら嬉しいな
昨日は手話のメンバーから、その稲福じいちゃんの話を聞かせてもらいました。
稲福じいちゃんは昭和ひとけた生まれ
職業はシェーク(大工さん)、若いときに奥さんを亡くし、シングルファーザーとして四人の子供を育てました。
そこまでの話はよくメンバーから聞かされていたのですが、
昨日びっくりしたのはじいちゃんが手話をはじめた年齢です。
手話、ピアノ、バイク、すべて六十歳を過ぎてからはじめたそうです!
息子さんが手話サークルに参加したことがきっかけで、
じいちゃんもはじめたのだそう。
これはあくまで想像ではありますが、
昭和ひとけた生まれだった稲福じいちゃんは、きっと戦争をど真ん中で体験されたでしょうし、
奥さんも若くで亡くされて、子供を男手一人で四人育て上げるのに必死だったのではないでしょうか?
六十を過ぎようやく余裕もうまれ、自分の「遊ぶ」時間ができた時に、覚えたのがバイクだったり、手話だったり、ピアノだったんじゃないかと思います。
僕が稲福じいちゃんと出会ったのは、ここの勤務に就いて一年目。
じいちゃんは手話サークルのある毎週末、この建物にやって来ました。
いつもスクーターでやって来て、それからロビーで少しピアノを弾きました。
じいちゃんのピアノは決して達者ではないけれど、とても優しく鳴りました。
弾き終えると、いつも僕をちらりと見て、えへへと笑って、2階へ上がり手話サークルへと向かいます。
手話サークルを終えると、帰りしなに手話で
「じゃ、また来週ね」と言って、スクーターにまたがって帰って行きました。
じいちゃんはとても小柄で華奢な人でした。
あまり口数の多い人ではありません。
当たり前だけど、僕が出会った頃のじいちゃんはもう立派なよぼよぼのじいちゃんでした。
昨日はそんなじいちゃんのエピソードを色々聞かせてもらい、
僕はとてもほっこりしたし、泣きたくもなったし、前向きにもなれました。
「じいちゃんが手話やピアノをはじめたのは60からよ!うちらも負けてらんないじゃない!」
なんてみんなに言われて、本当にそうだよなーって思いました。
じいちゃんが弾いていたこのビアノをいま僕が弾いていて、
そして挫折しかけた手話をまたはじめているのって、
もしかしたら偶然ではないのかもしれません。
先日から、なぜか急にまた鳴るようになった
と話題になっていたピアノですが、
このピアノが急に鳴るようになったのは、もしかしたらじいちゃんの仕業かも。
人との出会い、縁っていうのは不思議です。
稲福じいちゃんは、世間では決して有名な人ではないし、強烈なオーラを放つような人でもなかったけれども、僕たちにとても強い印象を残しています。
人の魂ってこうして受け継がれて行くものだということを、僕は昨日うまれてはじめて感じ、信じることができました。
じいちゃん、
昨日はじいちゃんのこと色々聞いたよー
手話続けるね、
じいちゃんの弾いてたピアノ僕も時々弾いてるよ。
いまも時々来てじいちゃんが弾いてるのなら嬉しいな
Posted by 山田ばさら at
11:05
2018年07月09日
2018年07月09日
チームばさらBBQ!
7月7日(土)はチームばさらのバーベキューパーリー。
ここ数日天気が悪くて、あと数日後には台風が来そうな気配の中で、
こんなにいいお天気に恵まれてBBQができたことに奇跡を感じながらのパーリーでした。
遠くは豊見城から来られた方、
はじめてお会いできた方もいました。
久しぶりの人、相変わらずの仲間たち
この気持ちは言葉にできません。。。
と言いつつもいつもこうやってうだうだと言葉にしてしまうのが僕のいいところです!
予告なしでふらりと顔を出してくれた友人もいました。
そういえば七夕だったのですね。
バーベキューの最後、10年前と全く変わらないナオキ屋の怖い話しのオチの手前で花火が上がった時、
あ、俺たちなんか持ってる!きっとまだまだ行ける!
はず!
という根拠のない自信が花火とともにうちあがりました。
夢を抱いて、夢だけを生き甲斐にして、夢を届けることを仕事に選んだ僕たち。
バーベキューに参加できなかった方にも大感謝
チームばさらまだやります、
繋がって下さったすべてのみなさんの幸せをお祈りしMAX!
Posted by 山田ばさら at
11:38
2018年07月04日
手話
昨日は手話サークルの日。
しばらく手話を怠けていましたが、指文字から覚え直し、また参加させていただいています。
昨日、年配のろうあ者の方から聞いた話ですが、
その方が子供の頃は、ろう学校はまだ那覇の首里にあって、小学校までは寄宿舎生活、中学校からバス通いだったんだそうです。
さて、当時中部から那覇までバス代はいくらだったんだろう?
と疑問に思って聞くと、詳しい額は覚えていないみたいですが、当時はまだアメリカの時代で、「セント」という手話が頻繁に出てきました。
1セントあればさー確かおやつが買えたんじゃない?
そうそう、1ドル360円の時代だったけどさー、1セントでもおやつが買えたよねー
当時はバスに、女性の車掌さんが同乗していたんだよねー
そうそうそう!
、、、なんて、バス代から色んな方向に話が飛んで、楽しい時間となりました。
人間ある程度年を重ねると、あの頃はさーなんて、過去を美しく楽しく懐かしむものなんて言うけど、年配の方がアメリカの時代を語るときは一様にみんななんだか楽しそうなのはなんなんでしょう。
もちろんその前には戦争という悲惨な過去があって、とても苦しくて大変な現実があったはず。
でも、もしかしたら大変なことがたくさんたくさんあったぶんだけ、「楽しむ」ことへの執着も半端なかったのかもしれないと感じました。
話は変わるのか、変わらないのか、僕も最近「楽しむ」 ことをなるだけ大事にしたいと思っています。
けいびいんなんて、ぼーっとしてたらただ退屈にただ長い時間が過ぎて行くだけだし、自分から進んで楽しみに行かないと何も起こりません。
でも建物に来るみなさんと一緒に手話やったり、音訳やったりすれば学ぶことができるし、ここにはピアノだってあるし、まわりには自然もたくさんあるし、そう考えたら僕次第で 楽しい時間がつくれるはずだろう
なんてところで、今日も一日よろしくお願いします!
Posted by 山田ばさら at
10:11
2018年07月02日
チームばさらバーベキュー交流会のお知らせです
○2018年7月7日(土)
沖縄市・比屋根
@沖縄県総合運動公園
「みのりVOL・38~BBQ交流会'団欒'」
チームばさら企画の「みのり」
今回は、BBQしながらの団欒です。
参加費:¥2000(持ち込み大歓迎。
飲物は各自持ち込みか会場内でも購入可)
のんびり語らうもOK!一芸披露OK!
みんなでゆんたくしましょうね。
13時からバーベキュー開始20時終了
TEL:0989325114(沖縄県総合運動公園)
沖縄市比屋根5-3-1
参加希望されるかたは basararain@yahoo.co.jpまで
お待ちいたしております!
Posted by 山田ばさら at
20:15