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2009年08月26日
崔健
嘆いても仕方がない 次のために前進だ
写真は崔健(ツイ・ジェン)
大学を辞めて音楽学校に少し通っていたころによく聞いていた
いま改めて聞きなおすと
中国の伝統的な楽器をうまく取り入れているなあと関心
ライナーノーツを読むと
崔健の両親が朝鮮の出身だとか
ロックは危険だからと中国政府から警戒されていたとか
でもそんな背景よりも何よりも崔健が
すばらしいロックミュージシャンであることを再確認した
沖縄には
才能豊かな素晴らしいミュージシャンがたくさんいる と
よく紹介されるが 崔健 を聞きなおすと
果たして本当にそうだろうか? と頭を抱えてしまう
僕は沖縄楽器を見事に取り入れた沖縄のロックを知らない
沖縄音階を使ったり 三線をアレンジに入れているのは
山ほど聞いたことがあるけれど
そんな器用さはあまり意味がない気がする
このアルバムはあまり聞き易くはない
むしろ印象としては不器用に無骨に音が鳴っている
それでもある瞬間魔法を感じる
あれは何なんだろう?
抱えているものが違うと音の鳴りも鳴らし方も違うのかな?
崔健に
「ご両親のルーツが朝鮮のあなたが中国の楽器をうまく取り入れて
中国でロックミュージシャンとして存在することにプレッシャーはありませんか?」
と聞くのは失礼なことだろうか?
まあそんなことを考えすぎても仕方がないけど
Posted by 山田ばさら at 14:22